2021 · 01 · 17 (Sun) 03:01 ✎
こんちは、反動です。







次は翻訳データの作り方です。





Twitterで数人の方が反応しておりバーズテイルを日本語でやりたいという返事もいただいているので記事を書くことにしました。
※日本語翻訳ファイルは公開していません。
まず方法についてはこちらのブログ

を参考にさせていただきました。
ここを見なければバーズテイルトリロジーの日本語プレイは不可能だったので非常に感謝しています。
作業にあたり反動が詰まった箇所や注意点などについて補足したいと思います。
必要なソフトはお~るげーむずさんの記事を参考にしてダウンロードしておいてください。
具体的には
・UnityEX(ここを参考に手に入れてください)
・FontMBMaker フォントデータが下にあるのでそれも忘れずに。
あとは翻訳データを書くために編集しやすいエディタを用意しておくといいです。
反動はVisual Studio Codeで書いていますが基本的な編集機能は
必要です。特に置換や検索、できれば画面分割なども出来るといいかもしれません。
UnityEXではインストールしたデータから指定のファイルを抜き出したり、元に戻したりするのに使います。
UnityEXで開くファイルは普通にインストールした場合はここにあるはずです。
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\The Bard's Tale Trilogy\TheBardsTaleTrilogy_Data
Open archiveボタンを押して上記のパスにあるsharedassets0.assets開きます。
開いたらNameをクリックするとファイルがアルファベット順になります。
言語ファイルとフォントを指定するファイルを抜き出します。
btr_localization.xml.txtを右クリックしてExport selectedすると上記のパスにUnity_Assets_Filesというフォルダが出来てそこにファイルが抜き出されます。
そこにいれておいたファイルを編集してimport filesボタンを押すことで言語ファイルを差し替えることが出来ます。
編集方法については後述します。その前にフォントについてです。
sharedassets0_00001.114を右クリックExport with convertします。
そのファイルをコピーしてFontMBMakerのフォルダに貼っておきます。
FontMBMaker.exeを起動します。
ちなみにフォントデータは別になっているので忘れないように別途ダウンロードしてからここのフォルダに入れておきましょう、私はここでちょっと詰まりましたw
(マニュアルにははじめから入っているような感じで書いてある)
iniファイルは必ず2018を選んでおきます。ここも詰まるポイント。
開くを押したらコピーしておいたsharedassets0_00001.114を選択します。
こんな感じに読み込まれていればOK。
さらに下の部分でフォントを選択する。フォントが出ていなければフォントをダウンロードしておくのを忘れているかも?
好きなフォントを選んで作成ボタンポチー。
するとNew_Fontdataフォルダの中に同じ名前のファイルとフォントの画像データが出来ています。
sharedassets~は元の場所に上書きしておきます。(UnityEXでエクスポートした場所)
Baldur~~ファイルは
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\The Bard's Tale Trilogy\TheBardsTaleTrilogy_Data\Unity_Assets_Files\sharedassets0\Textures\res_sharedassets0
ここに置きます。
そしてUnityEXでinportボタンを押します。
ゲームを起動してフォントが変更されていれば成功!
次は翻訳データの作り方です。
これはあくまで自分のやり方です。自分なりにやりやすい方法でOKです。
基本的に翻訳サイトを使います。
ここで主にDeepLとグーグル翻訳を使います。
英語で翻訳しておかしければロシア語やドイツ語など他の言語でも翻訳して意味を理解し、自分なりの意訳で書くといいと思います。(自分がわかればいいので)
俺の場合はこんな感じで編集しています。
基本的にはお~るげーむずさんを読んでいただければわかると思います。
フランス語をつぶして日本語訳を置く場所に使います。
ENは英語、DEはドイツ語、PLはポーランド語、RUはロシア語。
基本的にここをコピってネットで翻訳。単語や表現方法を調整します。
プレイしやすさを考えて
呪文・歌・敵の名前は英語をコピっています。EN→FR
地名、人名、アイテム名は俺の場合は日本語にしています。ここは好みで自由にどぞ。
注意
文章の途中にある\n(逆スラッシュとn)は改行コードです。自由に入れてもOKですが、翻訳データに入っている場合機械翻訳の邪魔になりますので、消して翻訳するか分割して翻訳するといいです。
{0}や{1}にはキャラの名前やアイテム名、呪文名などが入ります。
例としていくつか貼っておきます。
翻訳したら保存してUnityEXでimportします。
ゲームプレイ中に翻訳されていない場所があればその文字をエディタで検索して翻訳します。
また文章がおかしい時も修正!これの繰り返しです。
グッドラック!!
あ。
そうそう、言語設定はSteam上でフランス語へ変更する事。
最終更新日 : 2021-01-17